1月 星のへや㉔

つるつるざらざらの板2です。粗い砂紙と滑らかな板の部分が指2本くらいの間隔で交互に貼られています。触覚によって、粗さと滑らかさの違いを識別し、書くための指先の微妙なコントロールとなっているのも、教具のねらいの一つです。先日の「すくすく1」で紹介した数教材の砂数字や砂文字への準備にもなっています。ピンク組の時からこのような感覚教具に触れていくことを大切に、日々モンテッソーリ活動をしています。提示前は、指先2本を出して、左から、上から下にゆっくりと滑らかに2回なぞって紹介をします。2本の指でなぞることを明確に示すことで、どこを触っているのか分かるようにするためにゆっくりと2回なぞっています。つるつるを触っている時には「つるつる」と声をかけ、ざらざらを触っている時には、「ざらざら」と声をかけます。言語面でも、無理に言葉を覚えさせようとするのではなく、感覚教具を通して自然に言葉と結びつくように教具が作られています。静かな部屋の中で落ち着いて活動をしていました。

うめだ子供の家
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事