2歳児クラスのモンテッソーリの活動の時間です。感覚教具を数種類出していて少しずつ興味を持ち始めています。お友達の活動の様子を見て使い方を知って興味を持ったり、保育者が活動を誘うことでやってみようとするお子さんもいます。こちらは「はめ込み円柱」という感覚教具です。親首、人差し指、中指の３本の指でつまみを持って大きい順に１つずつ取り出しています。３本の指でつまみを持つことは今後の鉛筆を持ち方にもつながっていきます。鉛筆を持ち始める時に、持ち方を知る、覚えるのでは無く、感覚教具を通してお子さん自身が自然に鉛筆の持ち方が身につくように作られています。はめ込み円柱では、大きさの違いに気付いて穴にはめ込むことだけではなく、つまみの持ち方も大切にしています。最初はつまむことが難しくても繰り返し練習することで指先にも力がついてきて３本の指で持てるようになります。日々、静かな環境の中で集中して活動をしています。