1月 星のへや③

室内に入ると、最初に選んだ活動がハサミの活動でした。色画用紙に直線が書いてあり、その線に沿って切っていきます。繰り返し活動をして集中していました。興味の持った活動に出会うと、長時間夢中になって繰り返し活動をしていますが、お子さんたちの行動にはしっかりした理由があります。この時期のお子さんたちには、敏感期というものがあります。モンテッソーリ教育の中で耳にしているかとは思いますが、敏感期とは、ある「特定の機能を成長させる」時期、「特別な感受性を持つ時期」と言われています。今が敏感期とはっきりと分かるものではないため、お子さんをよく観察し、興味が出始めたら、今が敏感期かもしれないなあと思って活動を見守っています。おおむね2歳から3歳までは秩序の敏感期といわれているため、大人から見たら理解しがたい行動や、こだわりも多く出てくる時期のため、そのような時期にこそ、丁寧に関わったり、繰り返し行う活動を満足するまで行えるように見守り、お子さんへの理解を深めていけるようにしています。

うめだ子供の家
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