8月 星のへや⑤

ピンク組さんは6月ごろから少しずつ日常生活活動を始めて、7月から感覚教具を始めました。お友達の活動を見ながら感覚教具にも興味を持ち始めたお子さんが増えてきて嬉しいです。水遊びが終わった後、小ホールで活動をしています。ピンクタワーを大きい順番に積んでいるところです。大きいと思われるピンクの立方体を2つ目の前に取り出して比べながら、「こっちがおおきいねー」と言いながら積みました。慣れてくると微妙な大きさの違いを視覚で捉えて、2つを比べなくても大きい順番に積んでいました。活動をしている時、お子さんの表情や姿は活き活きとしています。そして楽しく活動をしています。1度積んだらおしまいにする子もいれば、満足するまで繰り返し活動をすることもあります。活動を選ぶのも自分、活動を終わりにするのも自分で決めています。このようにして乳児クラスから「自分で決める」ことを大切にしながら少しずつ、自主性や自立心が育つように見守っています。そして、ピンクタワーに限らず本当に好きな活動に出会った時の「子どもの吸収する力」はとても素晴らしいと改めて感じた場面でした。活動を通して私たち大人は子どもから教わることが多いということも実感します。子どもの内なる力、より良い人間になるために日々活動をしている子どもたち。その成長過程をこれからも見守り、サポートしていきたいと思います。

 

うめだ子供の家
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